出るか、出すべき、などと言われていた緊急事態宣言が現実となり、
初めての状況下で混乱や戸惑いが生じる今日この頃。
競馬ファンとしては、今後の開催についても気になっていた。
各種スポーツが開催自粛をせざるを得ない中、
競馬に関しては無観客での開催が続けられる事となりました。
もちろんアスリートも同じではありますが、
競走馬の現役時間を考えれば、1ヶ月2ヶ月は
非常に大きいものであります。
そして、これからG1シーズンでもありますし、
そこへ向けたローテーションと言う意味でも、
外せるレースなんて判断は厳しい。
そう思っていたので、開催されることは何より。
ただ、観客との接点を断っても、開催に関わる関係者は
そうそう減らせられるものでもなく、皆さんご無事で
続けられることをお祈りいたします。
さて、競馬はギャンブルと捉える方もいそうで、
けしからんなんて声も上がっていそうですが、
「公営競技」ってのはこういう事なんだな、と感じております。
確か、311の時には2週間程度の自粛期間はあったと思いますが、
このような事態では開催となる。
その裏付けとして、「国庫納付金」なるキーワードも記事で見かけました。
改めて調べてみると・・・
この国庫納付金の仕組みは、例えば、100円の勝馬投票券のうち、約75円はお客様への払戻金に充てられ、残りの約25円が控除されます。この約25円のうち、10円が国庫に納付されます。これが第1国庫納付金と呼ばれるものです。残りの約15円がJRAの運営に充てられ、これにより各事業年度において利益が生じた場合には、その額の2分の1がさらに国庫に納付されます。これが第2国庫納付金と呼ばれるものです。
この国庫納付金は国の一般財源に繰り入れられ、そのうちの4分の3が畜産振興に、4分の1が社会福祉に活用されています
よく、馬券を買う事で納税しているなんて言いますが、
金額で改めて実感いたしました。
そして、賭け金100円で見た時に約75円が戻ってくる。
これは非常に良心的と言えるのではないでしょうか。
無論、当たればですが。。。