歯医者

治療の痛み、薬品のニオイ、理由はそれぞれでしょうが、

一般的には、歯医者は積極的に行きたい場所ではないでしょう。

かく言う自分も、異常がなければ行くこともない場所、と思っていた。

しかし、2年前に親知らずをスポンスポンと全抜きしてから、

2〜3ヶ月に一度は定期検診＆クリーニング目的で通う事にしている。

異常の有無に関わらず、だ。

そもそも、10年位前に奥歯が痛み歯医者へ行ったところ、

どうやら親知らず周りの歯肉が炎症している、との診断だった。

あまり気にしていなかったが、どうやら親知らずが登場していたらしい。

そして、上の親知らずはまっすぐ下に生えているのに対して、

下の親知らずは横に生えてしまっており、要するに歯としては

きちんと機能しておらず、抜歯を視野に入れる必要があるそうな。

更に、横に生えてしまっている親知らずの抜歯の場合、

歯肉にメスを入れて歯を砕きながら抜く、と聞いただけでも

失神しそうな処置が必要になるらしい。

この、横向き親知らずを抜くか抜かないかについては

諸説あるようで、どちらが正しいのか判断が難しい。

ひとまず、虫歯になってしまっているとか、横の歯を押して

歯並びに影響があるなどがない限り抜かなくていい、と言う説を信じ、

とにかく奥の奥に気をつけながらのブラッシングを心掛けていた。

が・・・

別の歯の診察で行った歯医者さんより、抜歯を推められてしまった。

そう言えば、上下がきちんと生えていない事によるかみ合わせの問題なのか、

奥歯付近にものが詰まりやすい自覚もあった事から、意を決しての抜歯を決意した。

抜歯は3回の工程で行いまして。

まず様子見に左上の歯を一本。

次に緊張の左下の歯を一本。

仕上げの右上下一挙抜き。

噂通り頬がぼこっと腫れたし、

緊張で開口の筋肉を過度に使ったせいか

数日はまともに口も開かず・・・

今となっては思い出話ながら、

術後の2週間程度は辛かった（涙）

そんな経験から、無駄な悪足掻きはやめて、

おとなしく歯医者さんを頼ろう、と。

そして、普段から定期検診を受けて、

予防歯科に努めよう、と。

歯は大事！健康は大事！