20GB約3千円のソフトバンク版として登場した
LINEMOに、3GB約千円のミニプランが加わった。
後追いはしないと言っていた気がするKDDIが、
ケータイからの乗り換えなどの条件付きながら、
似たような3GB約千円プランを出す様子。
3GBで約千円と言うのは、数年前のMVNOでのデータ通信のみや
SMS付きのプランを思い出させる内容だったりするが、
キャリア自身が出しているところは「質」の面で大きく違うはず。
どうしてもMVNO系では、昼帯や通勤時間などは
混み合ってしまう故の速度低下が起こりがちだが、
キャリアでは体感するまでの速度低下はあまり起こらない。
ますますMVNOは苦境かな、なんて勝手な心配をしつつも、
見かけたニュースによると、LINEMOの契約者数は50万人にも満たず、
ワイモバイルの方が好調に伸びているそうな。
うーん、これは世間の認知の差なんでしょうか。
そもそも、LINEモバイルと言うものがあった中で、
LINEMOとしたばかりにネーミングの差異があまりなく、
CMでも本田翼の続投や雰囲気を変えていないあたり、
その辺りの「わかりにくさ」はあるように思う。
ソフトバンク回線と同等品質で、LINEが使い放題であれば(*)、
もうちょっとキャッチーなんじゃないかなー、と言う気もしている。
(*全てのサービスでデータフリーではないが)
おまけに他社を意識して、5分通話を1年無料としているキャンペーンもあれば、
結構な数の利用者のニーズをカバーしてしまえる気がしている。
まぁalamoだpovoだと似たようなものも出ているので、
ダントツで良いのかと言えば、それはまた違うが。
まぁ何が言いたいのかと言うと、
個人的には端末と回線をそれぞれ好きなものを
選べるような環境がもっと進んで欲しいな、と。
キャリアによる2年縛りがなくなったり、
解約料やMNP転出料などの手数料もなくなったり、
自由に出入りできるように変わってきたのは大変喜ばしい事。
相変わらずキャリアはなんだかんだ横並びのプランを出して
無駄に足並みを揃えている感はあるけれど、
その辺ももっと真剣に勝負を掛けていって欲しいところ。
5Gが本格化していく中で、また市場も変わっていくでしょうし、
引き続き注目して追いかけていきたいと思います。