残りの人生は~シラフで~

断酒をした事で生まれたシラフの時間に、思う事を書いていきます

Tha Lady In The Balcony: Lockdown Sessions

先日、スクリーンで観たクラプトンの新作。

 

アンプラグドを匂わせつつも、田舎に籠って

セッションに興じる面々のドキュメンタリー感もあり、

とてもいい作品であった。

 

ただ、故に、少し楽曲がフェードインやフェードアウト気味のものもあり、

その点は少し残念な思いもあった。

 

と、Spotifyでも配信が始まっており、

じっくりと聴かせてもらっている今日この頃。

 

open.spotify.com

 

映画ではやっていなかった曲も含まれており、大変満足です。

 

どの曲も良いです。

 

ライブでもお馴染みのAfter Midnightのアコースティックアレンジは、

リフの置き換え具合からして素晴らしいし。

Rock Me Babyについても同様。

聴き慣れたアコースティックナンバーも、4人編成でまた素晴らしい。

 

そんな中、聴き込んでいる一曲。

セットリストにこれがあった事で、映画館へ足が向いたと

言っても過言ではない一曲。

 

River Of Tears

 

約20年前。

クラプトンを知った初期に、この曲のライヴパフォーマンスを観た衝撃。

クラプトンさん自身が苦しかった時期を回想したもので、

「涙の河で溺れているようだ」と歌うこの曲。

 

イントロから約2分位はギターでメロディーを奏で、

同じようにギターメロディの間奏を挟みつつ、

最後の約2分強は、力強くも切ないギターソロ。

 

そんな構成の曲は聴いた事もなかったので、

完全に度肝を抜かれてしまいました。

 

その曲のアコースティックアレンジ。

 

うん、これもこれで、イイ。