2025年は伊坂さんのデビュー25周年イヤーとのこと。
あれ、20周年ってつい最近に言っていたと思ったら、
もう25周年ですか。
で、その25周年の一作目となる「楽園の楽園」を、
本屋さんで購入し、読了。
kindleでなく紙の本を選んだのは、
装画・挿絵もこだわったものだと聞いたので。
ボリュームとしては100ページにも満たないもので、
さくっと楽しめました。
インタビューで読んだところによれば、
伊坂さん自身も子供とYouTubeを観る習慣から、
映画などを観るには気合いが必要だと。
それでも、長編の小説を楽しんでほしい、と。
このあたりの葛藤は、共感してしまいますね。
1時間のドラマでも、長いと思ってしまうし、
WEBの文章なら要点をまとめて、と思ったりもします。
それでも、小説のように文章を味わいながら想像をしながら、
ページをめくる体験ってのも捨てがたいものだし、
やめちゃいけないよな、とも思います。
そういう意味で、西遊記ベースのこの楽園にまつわるお話は、
エンターテイメントとして楽しませてもらいました。
AIが暴走してとか、人間の脳が勝手にストーリーを生み出すとか、
そしてそして序盤中盤の伏線が後半に効いてきて、という伊坂ワールドでした。
