池井戸作品を読むのは初めてかもしれません。
10章からなる本作は、あの東京第一銀行が舞台。
章ごとに主人公は異なりつつも、同じ時間を生きていて、
別の章では別の人目線で出てきたりします。
何より、読み始めは単なる銀行でのお話と思っていたところへ、
妙にサスペンスっぽい要素も入ってきて、不穏な匂いがし始めます。
最後には、殺人なるワードも出てきますが、
果たして真相は・・・
半沢でおなじみの東京第一銀行ですが、
その業務の描写などはどこまでリアルなのでしょうね。
ストーリ上なのか、時代なのか、
ハラスメント描写が多いのは辟易しますが。。
なぜかkindle unlimitedで池井戸作品が大量に上がってきているので、
他作も拝読してみようかと思います。
