残りの人生は~シラフで~

断酒をした事で生まれたシラフの時間に、思う事を書いていきます

成瀬は天下を取りにいく 宮島未奈

今年も継続する所存の、読書習慣。

 

新年一冊目はこちら。

 

この印象的な表紙が気になっており、

その内容は知らずに読み始めて、

どんどん読み進み、読了。

 

これは、自分の好みズバリの作品でした。

 

変わった主人公と、それに突っ込みを入れつつ

巻き込まれていく形。

 

いわば、自分の大好きな伊坂さんのイメージでしょうか。

 

伊坂作品の舞台が仙台ならば、

こちらは滋賀県大津市

 

主人公の成瀬の中学生~高校生までの時間軸の中、

その周りの人からの視点で語られていく物語。

最終章では成瀬視点になり、それまでとは変わって

少々センチメンタルな成瀬。でも、どこかズレている。

 

少女時代の物語ということもあって、

青春感も満載で、新年一作目にふさわしい

さわやかな気分になれた読後感でした。

 

映像ものもいいですが、圧倒的に能動的に

物語に入っていく小説は、セラピー効果がありますね。