この一か月。
ゆずとASKAのライヴに参戦し、その予習や余韻で
それぞれの楽曲を聴く割合が多くなっています。
そんなライヴ参戦という事情抜きにヘビロテ中の曲があります。
あいみょんの『双葉』
NHKの特番、18歳世代と一緒に歌う18祭に向けて制作された曲です。
Spotifyで配信されて以降、かなりヘビロテ中。
まずイントロが今までにない感じのバンド全開で始まり、引き込まれます。
そして、18世代から約10年を経たあいみょんが、ちょっと人生の先輩として
送る歌詞がなんともいいです。
「心耕し 花が咲くまで 可愛く揺れなよ 双葉」
うーん、いい表現。
弱弱しい双葉、されどみずみずしい双葉。
苦しい事もあるけど、風に吹かれるまま揺られていなよ、と。
そして自分に一番ぐっと来たのが2番サビ。
「君が大人になったら
見つけるその夢を
限りなく側で見ていたくても
もう叶わないらしいからさ」
18祭のドキュメンタリーを見た上では、
一緒に双葉の合唱を作り上げていった過程を
歌っているとわかります。
が、これ。
親が子供に思う気持ちにも通ずる部分があるのかな、と。
まだ子供が小さいうちは、親と過ごす時間も多分にあり、
その中で良いこと悪いことを共に体験していく感覚があるかもしれません。
ただ、大きくなるにつれ、友人との関係ができていったり、
もっと大人になっていけば自分の家族もできていったり・・
そうすると、そばで見守ると言う関係性からは徐々に変わっていきますよね。
ここだけ見ると、ちょっと寂しさが強くなるかもしれませんが、続きがまたいい。
「喜び全部を空に巻き散らして
目には見えない愛を降らせて
伝えて欲しいよ 双葉」
側では見れないけど、伝えてね、と。
すごく素敵な表現だなー
喜びがあったら、それが愛となって降ってくる。
そしたら世界は平和だろうな。
まだ4月、気が早いけれども、
今年の紅白をたのしみにしています!