あいみょんのツアーが始まっているそうな。
落選してしまったものの、いや故に、気になっている。
がしかし。
もう気持ちはクラプトンでいっぱい。
ほんと毎度思うが、こんな極東で2~3年に一度ペースで
ライヴを続けてくださり、感謝感謝感謝です。
日本の雰囲気が好きだとか、
ファンが好きだとか、
とんかつが好きだとか、
色々理由はあるのかもしれない。
なかでも、「日本武道館」が好きと言うのは
大きいのかと思う。
実際、インタビューで武道館でのライヴに関しての
言及を見掛けた事がある。
そんな思い余って、もはや日本では武道館公演のみになって久しい。
2010年代の日本ライヴは4回。
・2011年
311の震災後の来日には感激した。
スティーブウィンウッドとのBLIND FAITH再演の色もあった。
・2014年
東京以外の公演もあった(現時点)最後のツアー。
・2016年
日本武道館のみ5デイズ。
もう来ないと思っていた中でのライヴ。
ただ、体調は万全でなかったらしく、
アディダスジャージのズボン姿だったのはその影響だったのかも。
正直、がくっとギターソロのクオリティは下がった。
・2019年
これまたもう来ないのではと思っていた中での来日。
そして武道館のみの5デイズ。
正直ここも、ぞくぞくするようなギターソロは聴けず。
来日の叶わなかったこの数年の演奏も見聴きしている限り、
やはりそれなりの衰えは否めない印象。
それでも、現役を続けている限り、
こちらも見る義務がある。
話は戻り、日本に来続けてくれる理由。
自分もこの場にいたのですが、2014年の最終日。
珍しく曲中に武道館に集まったファンへメッセージを告げたクラプトン。
要約すると・・・
ここ(武道館)でのライヴは40年になる。
見てくれている中には産まれる前の人もいるよね(笑)
今まで演奏してきた中でも、ここ(武道館)は世界で最高の場所だ ーと。
この日、開始からアリーナでは立ち見状態になり、
その煽りを受けてクラプトンのギターも冴えわたっていた。
とりわけ、前半のハイライトI Shot The Sheriffでは、
体を左右に揺らしながら、足を踏み鳴らしながら渾身のソロ。
永遠続くのではないかと言うくらいのインプロヴィゼーションだった。
そこからアコースティックセットに入ってのこのLAYLA。
さらに、続いたTears In Heavenへ入る前の間には、
武道館後方から男性が「We Love You!」と叫び、
小さくクラプトンが「Thank You」と返した光景があった。
人生忘れられない一夜でありました。
さて、今回はどんなライヴになるのか。
少しネガティブな事も言ったけれど、
目に焼き付けてくるのであります。