残りの人生は~シラフで~

断酒をした事で生まれたシラフの時間に、思う事を書いていきます

『何者』 朝井リョウ

オードリーのオールナイトニッポンを聴いていて、

ちょいちょい若林さんから上がる「朝井リョウ」の名前。

 

先日の『ホワイトラビット』に続き、

kindleのUnlimitedで見掛けたので、読んでみました。

 

 

 

タイトルの「何者」

なるほど。。。

 

主軸は新卒の就職活動。

ちょうど転職活動中の自分には

痛く共感できる話もありつつ、

やはり大学生がこれから社会にでていくぞ!

という就職活動とは違うわけで。

 

ツイッターなどのSNSがまた主軸になっていて。

二重人格感というか。

 

SNS、これは就活関わらず、本音と建前というか、

人付き合いをかえって複雑にしちゃってるよな、と思ったり。

 

持論ながら、SNSに向かない人っているよなー、

と日頃から思っていたりする。

 

隣の芝が青く見え過ぎちゃう、みたいな人。

 

一億総評論家時代と言うか。

この「何者」さんは、観察者という目線。

確かにそれもあるな、と。

 

まぁこんなこと言ってる自分もそうなのか、とも。。。


心の声とツイートと言う構造。
5年生の種明かし。

 

読後感が決して良いものではないものの、

読んでみてよかった一作でありました。