荻原浩さんの短編もの。
笑って泣ける、荻原先生への信頼は篤いのです。
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スピードキング
妖精たちの時間
あなたによく似た機械
僕と彼女と牛男のレシピ
君を守る為に、
ダブルトラブルギャンブル
人生はパイナップル
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同級生の死からホラーっぽいもの、
戦時中の回想と色々な主人公の日常がありました。
まぁなんと言うか、それこそ「それでも空は青い」
荻原作品では、おじいちゃんやおばあちゃんが出てきて、
戦時中を語るシーンがよくあります。
今作では、台湾とパイナップル、それに甲子園が絡んだ話。
子供と祖父とのキャッチボール、合間の掛け合い。
最後の展開はベタかもしれないが、ホロリときてしまった。
それでも空は青い。