本日は有給を取って、午後は映画館にこもりました。
『室井慎次 敗れざる者』
『室井慎次 生き続ける者』
前後編をイッキ見してきました。
映画館で観てよかった。
一気に観てよかった。
事前に入っていた情報で感じていた不穏な雰囲気。
舞台挨拶にて、柳葉さんが言っていた室井を演じきった、というニュアンス。
映画前編から特に後編に入ってからは、
生前葬感が漂っているように感じました。
「約束」にこだわる室井さん。
果たせなかったことの贖罪。
穏やかに田舎暮らしをする日々。
時折見せる現役時代の顔。
いろいろと評価が分かれているようですが、
自分としては良作だったと思います。
「踊る」であって「踊る」でない雰囲気。
「北の国から」を思い起こすような長い時間軸。
(これは秋田ながら自然、雪原などの描写もあいまって)
なにより、30年近く前に連ドラから始まった室井という人生を
ずっと観てきた我々に、「あれから」を観せてくれた本作。
後編は、もう涙が止まらなかった。
観終えてからの余韻が、非常に心地よい。
そしてそして、踊る本編の方にも動きがありそうで、
FINALとして幕を下ろしたのにといった意見もあるのでしょうが、
やはり「その後」が自分は気になります。
現場を走り回らない青島。
たのしみに待っています。