残りの人生は~シラフで~

断酒をした事で生まれたシラフの時間に、思う事を書いていきます

完走、おつかれ!

AIMYON TOUR 2020 “ミート・ミート”

 

無事に全日程を終えたようで。

いいライヴをありがとう!

 

ここ2年程、あいみょんにハマっていた自分にとって、

参戦できた事は本当にうれしかった。

 

なにせこのご時世。

 

年明けのサンボマスターのライヴは、有観客&配信の予定を

配信オンリーに変更すると言うニュースも耳にした。

 

開催側からすると非常に判断が難しいところでしょう。

観れてよかった。

願わくばサンボも久しぶりに生で観たかった。一緒に叫びたかった。

 

さて、初参戦となったあいみょんライヴですが、

セトリなどの事前情報も入れずに行ってみる事を選んだ。

 

結果、観たいと思っていた曲を、ほぼほぼ観れた。

 

今回、9月に発売された3rdアルバム後のツアーだったものの、

3rdアルバムからの選曲がメインではなく、これまでのキャリアの

中での楽曲をまんべんなく披露する形で、バランスが良かったように思う。

 

ひとり弾き語りコーナーもあるだろうと予想していた中で、

『憧れてきたんだ』と『from四階の角部屋』が披露されたのもアツかった。

 

どちらも、あいみょんに興味を持って初期に良いと思った楽曲。

 

ジャカジャカと鳴らすアコギと、ドラムの構成の『憧れてきたんだ』

同じくアコギとドラムに、絡みついてくエレキやトランペット(?)の

変則な形での『from四階の角部屋』

 

なんてロックなんだろう!と決定的にハマるきっかけになった気がする。

 

そして、バラードやアップテンポな曲が繰り出される中で、

後半に差し掛かる時間帯に流れるあのゆらゆらとしたイントロ、

マリーゴールド』が流れてきた時の、あの真打ち登場感もよかった。

 

あの楽曲のノスタルジー感、いいよなぁ〜と思うと同時に、

きっとそれが世代を問わずにあいみょんがウケている理由な気がしている。

 

実際会場を見渡した感じでは、観客の世代が広いのにはびっくりした。

 

これが、長く活動しているミュージシャンのファンが、

子供も連れてきてパターンなどであれば分かるのだけど、

まだ数年のキャリアで中高生〜おじさんまで魅了してしまうあたり、

稀有な存在なのだろうと再確認した。

 

終盤、これまた聴きたかった『漂白』

今回のツアーではツインギターだったので、

そのあたりの音創りも非常によかった。

 

そして『さよならの今日に』

CD音源ではフェードアウトして終わる曲なので、

どう終わるかと思っていたが、最後はぎゅわんぎゅわんと

ギターがうねる中で終わったのにも痺れた。

 

コロナ禍において、配信ライヴなどがひとつの形になってきたものの、

やはりそれって苦肉の策と言うか、代替案と言うか。

それは言わずもがなでしょうが、腹に響いてくるドラムやベース、

耳をつんざくギターなどなど、生が一番だなと痛感した。

 

 

 

どうやらあいみょんのライヴではアンコールはないらしく、

バンドメンバーを見送った後に、また弾き語りスタイルで

最後の曲として披露された『そんな風に生きている』

3rdアルバムを締め括っている曲だ。

 

少し涙ぐみながら歌うあいみょんに、ぐっと来てしまった。

 

観に行ったさいたまスーパーアリーナは、

あいみょんにとっても初ライヴになったそうで、

ステージから見るその大きさに驚いていた。

 

また、当然このような状況の中で開催できた事にも、

感慨深いものがあった事でしょう。

 

思えば、夏に行われた「風とリボン」の日比谷野音の無観客ライヴ配信で、

「みんながいないと寂しい」みたいな事も言っていた。

 有観客のライヴが当たり前でない状況になってしまった今、

ミュージシャン側のモチベーションも違うのでしょうねー。

 

最後の最後の挨拶も印象的でした。

 

音楽を続けてきて良かった。これからも続けていく。

みんなと一緒に歳を取っていきたい。

 

みたいな事を言っていた。

 

うんうん、これからも聴き続けます。

次のライヴも行きたいな〜