残りの人生は~シラフで~

断酒をした事で生まれたシラフの時間に、思う事を書いていきます

花束みたいな恋をした

前々から観てみたかった映画を観てみました。

 

『花束みたいな恋をした』

 

あらすじは知っている中で観たので、

セリフや表情、展開に集中できたと思います。

 

そして、良い評判を聞いていただけに、

自分としてはちょっとイマイチと感じました。

 

「自分」を持っている、と思っている二人がたまたま出会い、

その「価値観」が共鳴して盛り上がり、盛り上がり、盛り上がり・・・

ただ、生活や環境の変化の中で変わっていく「価値観」と共に、二人もズレていく。

 

菅田将暉有村架純の両人の演技はとても引き込まれました。

大学生や新米社会人のリアルさがあったと思います。

 

それだけに、盛り上がっていくシーンは「青いなぁ」とむずがゆく、

初めての喧嘩シーンは見ているこちらが嫌な気持ちになり、と言った具合。

 

 

個人的には、パートナーとは同じ趣味を持っていなくていい、と思っている派です。

 

「趣味」と言うのは、自分にしかわからないこだわりだと思います。

大枠が重なることはあっても、核の核は本人にしか分からないもの。

 

 

二人がすれ違ったのはそれとはまた違う問題もあったと思いますし、

「よくある話」として描かれていたとも受け取りました。