たのしみで仕方ないジャパンカップ。
前回は一昨年の三冠牝馬アーモンドアイと、
今年の三冠牝馬(無敗)デアリングタクトの、
指数動向を振り返ってみた。
その中で、やや3歳牝馬のレベルに疑問があるとの
見方があったわけですが、今年の3歳世代という事での
比較を見てみたいと思います。
レース | コントレイル | デアリングタクト |
皐月賞、桜花賞 | 112 | 110 |
ダービー、オークス | 105 | 98 |
菊花賞、秋華賞 | 116 | 103 |
まぁ言っても競馬場、距離と舞台が異なっているので、
一概に比較はできない部分があるのは承知の上ではありますが。
牡馬牝馬の三冠の内で、唯一条件が一緒で時期もほぼ同じ
ダービーとオークスは単純比較して良いとして、
コントレイルの勝利。(指数の上で)
やはり、デアリングタクトの100切りと言うのは、
初の2400m戦であるとは言え、少し物足りない。
新馬戦はデアリングタクトの67に対して、コントレイルは73。
2戦目はリステッド競争を112で勝ったデアリングタクトに対して、
東スポ杯を111で勝ったコントレイル。
指数以外のところで見ていくと、
秋華賞はさすがにコース形態からか、
早めの進出をしているものの、
デアリングタクトはやや後ろからが多い印象。
対して、コントレイルは最速(もしくは2位)の末脚を
繰り出している点はデアリングタクトと同じながら、
位置取りは柔軟に見える。
ジャパンカップの舞台は、2400mあって最後の直線が長いものの、
後ろから一気は厳しい印象があり、近年はそれが顕著になっているように思う。
その点では、ある程度位置取りを柔軟に対応できる
コントレイルの方に、分があるように思える。
もちろん、枠の並びや各馬の出方にも因るけれど。