残りの人生は~シラフで~

断酒をした事で生まれたシラフの時間に、思う事を書いていきます

ホワイトラビット

自分が重宝しているアプリ、サービスとして、

dマガジンとkindle unlimitedがある。

 

本屋さんでの立ち読み感覚で、

色々な本が読める点でとてもありがたい。

 

dマガジン歴の方が長い。

ので、当初kindleはいいか、と思っていた。

 

ただ、それぞれにラインナップは異なるし、

月約1,000円ならばと、

kindle unlimitedも課金となったわけです。

 

kindle unlimitedでは、小説、漫画、雑誌含め

さまざまに取り揃えているが、

自分はビジネス書を中心に読んでいる。

 

残念ながら、unlimited枠で読みたいような小説は、

自分としてはあまりなく、別途kindleを買うことになる。

 

先日、ふとラインナップを眺めていたら、

読みたい小説が追加されているではないですか!

 

 

今年、にわかに(個人的に)再燃している伊坂熱。

 

こちらも数年前の作品ながら、未読だったので早速ダウンロード。

3日程でイッキ読みしてしまった。

 

登場人物たちの軽快な会話劇はいつもの通り。

「立てこもり」やそれにまつわるトリックも、ザ・伊坂節。

 

ストーリー中、重要な役割を持ったのが、

「オリオン座」と「レミゼラブル」だ。

 

思えば、伊坂さんの書く小説の中に、

小説が登場する事は多い気がする。

 

その小説の登場人物やストーリーが、

伊坂さんの書く小説の登場人物に影響を与えている、といった具合。

 

鏡の中の鏡、みたいな。

 

 

夏休み期間に入り、映画をせっせと観ていたなんて言いながら、

場所を選ばず没入できる小説も、やはりいいなーと再認識。

 

特に、今回のホワイトラビットは、映像化できそうではありながらも、

小説だからこそ、の展開が面白いところだったな。