残りの人生は~シラフで~

断酒をした事で生まれたシラフの時間に、思う事を書いていきます

境界線 中山七里

お初作家さんシリーズ。

 

 

刑事もののミステリー。

あまり前情報なく読んでみた。

 

個人的な小説の好みとして、「史実」が絡んだものがある。

 

フィクションのストーリーの中に、

誰もが知る史実が混じってくる。

 

あの事件・事故の裏でそんな話が・・

まぁそれはフィクションな訳ですが。

 

今回のこの『境界線』では、東日本大震災

重要な出来事として据えられている。

 

かつて。

東野圭吾先生の『幻夜』にて阪神淡路大震災を描き、

賛否あったという記事を読んだ事がある。

 

この『境界線』での震災の描き方、捉え方は

またちょっと違うものではあったように思う。

(なにぶん『幻夜』を読んだのは10年近く前なので記憶が・・・)

 

ただ、あの体験によって「変わったもの」は大きい要素になっていた。

 

タイトルにある「境界線」

その手前と越えた先。

 

失踪と死亡。本人とは、戸籍とは。

 

たまたま読んだタイミングがこの3月上旬とは。

 

あの震災から12年。

このようなフィクションをまだまだ受け入れられない人も多くいるでしょう。

(この作品が悪という意味ではありません)